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ベンチャー・ビジネスに資金を提供

ベンチャー・ビジネスに資金を提供するのが、エンジェルやベンチャー・キャピタルです。エンジェルはベンチャー・ビジネスを助ける天使、つまりは個人投資家の意味で、その多くは自分自身もベンチャー・ビジネスで成功して引退した人々です。彼らの多くは技術者で、有望なIT技術の成功を手助けすると同時に利益も得ようとしています。ベンチャー・キャピタルはより広く投資者から資金を集めて、事業として投資する会社です。しかし、現実にここから資金提供を受けて事業に成功できるのは、100件に3件程度しかない上、5年以内に「もの」にならなければ中止される厳しいものです。ただ、この投資の最大の特徴は、資金面のリスクをエンジェルやベンチヤー・キャピタルが負う点にあります。事業が失敗しても、起業家がすべてのリスクを負うことはないのです。日本のように、個人財産を担保に入れなければ資金の手当てができないというシステムとは根本的に異なります。このために、一度失敗しても再起が可能なシステムとなっており、事実2回目、3回目のチャレンジで成功した人も多くいます。敗者と言っても「別の事業では過去の失敗の経験を生かして成功できる確率が高くなる」というように前向きに考えるのがシリコンバレー流なのです。

インターネットは、国という概念とは全く独立して発展

インターネットは、国という概念とは全く独立に、国境を越えて発展してきたという経緯です。コンピュータによって自由に情報、データを交換できるという基盤ができあがると、世界中の一人ひとりの人間が、どういうコミュニケーションをもって、どういう活動をして、どんな世界をバックにした生活をしているのかということを考えられるようになります。この点からは、今後新しい国際社会をどういうふうに形成していくかということを考えるための基盤としても、期待されていると言うことができるでしょう。また同時に、インターネットによるコミュニケーションは「地球」という空間の概念を大きく変えているとも言えます。もちろん、これまでも、航空機のような交通機関や国際電話などの通信手段が、地球の大きさについての人間の感覚をいちじるしく変えてきましたが、インターネットは、いっそう地球を「狭く」感じさせるでしょう。インターネットの上でデジタル・データは、ほぼ一秒で地球を一周することができ、双方向で、文字や音声や画像が大量に高速に交換できる。インターネットによって、人間は新しい感覚を持って地球の上で生きていくようになり、その意味ではインターネットは、地球全体を取り巻く新しい空気のようなものになっていくのかもしれません。

企業構造やニーズの変化にすばやく対応

ユーザーのニーズが高度化し、企業の統廃合が進む現代に威力を発揮企業や自治体の合併が相次いでいますが、合併前のシステムをすぐにすべて統合化し、1つにするには大変な日数がかかります。けれども、それぞれのシステムのモジュールをWebサービス化することで、合併に対する柔軟な対応が可能です。Webサービスなら、合併前のそれぞれの企業で稼動していた社内システムを、プラットフォームや管理体制が異なっていても、比較的容易につなぐことができるからです。スムーズなシステム統合によって、合併などの企業変化にすばやく対応することができます。ユーザーのニーズも日々変化しています。社外にある情報をタイムリーに自社システムに取り込みたい、リードタイムを短縮したい、ワンストクプでサービスを利用したいなど、より高度化しています。