ビールのラベルにもなった英雄とは?明治から戦前までの富国強兵の時代の日本は、日清戦争、日露戦争と、弱っている大国に戦争をふっかけたり、近隣諸国を侵略したりと、さぞかし世界の嫌われ者だっただろう。そう思っていたら、じつは、日露戦争のころの日本が、思いがけないところで人気があった。フィンランドでは、なんと、バルチック艦隊を撃退した東郷平八郎提督が、ビールのラベルになっているのである。その名も「アミラーリ(提督)」という銘柄のビールなのだが、ビールのラベルに使われるほど東郷平八郎と日本が人気がある背景には、フィンランドの人々の長い間の苦難の歴史がある。フィンランドの人々は、中世にはおおむねスウェーデンの支配下にあり、その搾取に苦しんでいた一方、ロシアにも脅かされていた。そして一八〇九年、ナポレオン戦争に際して、フィビフンドはスウェーデンからロシアに譲られ、ロシア皇帝を戴く大公国として、ロシアの支配を受けることになった。フィンランドの人々がロシアの支配に抵抗し、ロシアがそれを弾圧するといった状況になっていたとき、日露戦争が勃発。この戦争で日本がロシアを破ったことは、フィンランドの人々の独立への希望となった。そして一九一七年、宿願だった独立が実現したのである。このような歴史から、ロシアの大艦隊を破った日本海軍の東郷平八郎は、フィンランドで英雄視されているのである。
パリまでの乗る便を探す。東京発の中でPを探し、PARISFRANCEを引けばいい。パリはシャルル・ドゴール空港がCDG、オルリー空港がORYとスリー・レターコードで表示してある。そして成田(NRT)を出発する時間とパリのどちらかの空港(CDGかORY)に到着する時間が載っている。航空会社の便名はツー・レターコードと数字で表示されている。747という表示は、ボーイング747型ジャンボ機のことだ。そして「FCYBM」というのは、飛行機の座席グレードのこと。Fはファースト、Cはビジネス、Yはエコノミー、BとMは格安航空券だ。成田の出発時刻の横には、「‐‐47」といった不思議な記号が並んでいる。「‐‐」は、その航空機の運航スケジュールがいつまで有効かを示すもので、「‐‐」なら制限なし。期限があると「19JUL.23AUG.」というようにその日付が指定してある。「4」と「7」は運航する曜日で、「1」が月曜日だから、「4」は木曜日、「7」は日曜日の意味だ。また到着時間の欄に星印があるものは、翌日着を示す。そしてこの欄の一番右端が0ならノンストップ、数字が入っていると途中空港での乗り換え数字だ。パリに着いて、ロンドンまで足を延ばしたいという時は、現地で『ABC』を見て、パリの欄を引く。シャルル・ドゴール(CDG)空港発でロンドン着の便を引けばいい。
地元のフンドウキン醤油は甘めの味だが、これが九州での醤油の味のスタンダードになっている。キッコーマンよりこちらがおいしいと感じるようになれば、本当の九州ファンである。日本一の温泉といわれる別府は温泉の少ない韓国からの観光客にたいへんな人気で、日韓首脳会談の場としても選ばれた。会場となった、杉の井ホテルでは橋本・金泳三の裸の浴場会談で付き合いをという企画も用意していたが、残念ながら実現しなかった。この別府も、ほかの温泉地と同様に曲がり角に来ているが、その打開策の一つとしてコンベンション施設ビーコンプラザを建設した。設計は県出身の世界的建築家、磯崎新であるが、彼は大分市内にも多くの作品をつくっているし、由布院の駅の設計も行っている。別府の奥座敷ともいうべき湯布院は、町ぐるみで俗化を廃した落ち着いた湯の街づくりが成功し、たいへんな人気観光地になった。そこからさらに、くじゅう高原から阿蘇、さらには参勤交代に使われ杉並木が美しい大津街道を熊本へ向かう山なみハイウェーは日本一の快適なドライブコースのひとつ。